エルニドリゾーツには、STP（汚水処理施設）を設置し、未処理の下水を海に流さずリゾート内で処理しリサイクルしています。処理後の水は、トイレのフラッシュや植物への水まき用、消火等に利用しています。

リゾートで出た有機廃棄物はMRF（回収施設）へと運び、堆肥として処理された後はリゾートのガーデンやエルニドタウン近郊のオーガニックファームで使用されています。オーガニックファームで作られた野菜は、リゾートのブッフェに並びます。
また、飲料水やクッキングオイル等、その都度廃棄されるボトルでの購入を止め、再利用可能な容器を使用しています。

南の島では水は貴重な資源です。リゾートでは、雨水を集めフィルターを通し利用可能にした水を使用しています。また、シャワーやトイレフラッシュの装置にて水量を調整いたしております。 リソートには塩水淡水化装置を設置し、海水を真水に処理し利用しています。限りある資源を地元のコミュニティと分かち合うことに役立っています。

リゾートでは、節電のため客室のライトはCLFを使用しています。ミニロックアイランドでは、室内の冷蔵庫の電源を落とし、必要な時だけ使用するようにいたしました。また、ミニロックアイランド・デラックスシービュールーム、ビーチクラブのあるエンタローラ島、ディブルアン島ではソーラーパネルを設置し太陽光を利用しています。

節電のみならず環境保護の観点からも、エルニドリソーツではジェットスキー等、エンジンを使用するマリンスポーツは控えさせていただいております。さらに、リゾートで使用するボートには環境にやさしいエンジンを使用しています。

エルニドとタイタイでは、絶滅危惧種に指定されたカメが確認されています。エルニドの砂浜はカメの産卵場所となっていて、リゾートでも産卵することがあります。産卵後の卵を外敵から守り、ハッチアウトするまで見守っています。

地元のエルニド基金と共に、違法な漁法やエルニーニョによる白化現象でダメージを受けたダイビングポイントを潜水禁止区域として、セラミックで作ったエコリーフを設置しサンゴの育成を手がけています。

絶滅危惧種でもあるシャコガイをミニロックアイランド、及びラゲンアイランドのリゾート前の海へと運び、保護、育成しています。

ボートが訪れるポイントで錨の投下でダメージを受けないよう、ボートを係留するブイを湾内の２１箇所に設置し管理しています。

ラゲンアイランドのスタッフは、コースタルクリーンアップデイやワールドオーシャンデイ等のエコ活動に積極的に参加しています。中でも、ビーチクリーンアップは定期的に行っています。